成人病にならない!

成人病にならない!

成人病とは、成人以後、年をとるごとに発症することが増えてくる疾患をまとめて「成人病」といいます、また生活習慣が原因となっている場合が多いことから「生活習慣病」とも呼ばれています。

 

ガン、心臓病、脳卒中を、三大成人病と呼びますが、その他にも、動脈硬化、高血圧症、心臓病、悪性腫瘍、糖尿病、通風などが含まれます。

 

成人病の多くの場合は、誤った生活習慣がその誘因となっているため、コレを改善することで、症状を悪化させないことや、改善させることができるとされています。

 

正しい生活習慣とは、生活にリズムをつけ、ゆとりのある生活を基本としたものが推奨されています。

 

 

食事に関する注意点:

 

1日30品目を栄養のバランスを摂るようにし、腹八分目、よく噛んで食べる。

脂肪は、植物性・魚由来のものを摂るよにして、カルシウムが不足しないようにする。

 

 

運動に関する注意点:

 

生活のなかに運動を取り入れ、無理の無い運動をする。

 

 

睡眠に関する注意点:

 

生活リズムに合った早寝早起きと睡眠時間

 

 

そのほかに肥満に関する注意点として、現状を把握することや、禁煙、適度な飲酒量などが注意点としてあげられます。

がん予防効果がある食品

三大成人病(ガン、心臓病、脳卒中)のうち、ガンをのぞく心臓病や脳卒中は、遺伝やストレス、ウィルス、または誤った生活習慣といった、誘因がある程度特定されつつあり、そのための予防策が積極的にとられつつあります。

 

それに対して、ガンだはその誘因や準備段階がまだよくわかっていません、よって、現在のところガンを完全に予防することは不可能です。

 

しかし、食品に関しては、米国国立癌研究所(NCI)が、日常食品でがん予防を考えようという趣旨で、「デザイナーフーズ・プログラム」(がん予防食品計画)をスタートさせ、これまでに約40種類の食品のがん予防効果の可能性が発表されています。

 

米国国立癌研究所(NCI)「デザイナーフーズ・プログラム」で取り上げられている食品

 

【野菜】

にんにく、たまねぎ、トマト、なす、ピーマン、ジャガイモ、人参、セロリ、バースニップ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、きゅうり

 

【果物】

オレンジ、レモン、グレープフルーツ、いちご、メロン

 

【穀物・種子】

玄米、全粒小麦、大麦、大豆、亜麻

 

【香辛料】

うこん、しょうが、ローズマリー、セージ、タイム、バジル、たらごん、かんぞう、はっか、あさつき、オレガノ

 

【嗜好品】

緑茶、紅茶、ウーロン茶

 

このような研究から、米国食品医薬局は、低脂肪、食物繊維を多く含む、抗酸化ビタミンを多く含む食品に対しては、「がん予防に効果がある」という表示をつけることを許可しました。

生活改善

三大成人病(ガン、心臓病、脳卒中)などを予防するためには、生活を改善することが必要といわれています。

 

正しい生活をすることが良いことは判っていても、なかなか出来ないことも事実、では正しい生活とはどういったことなのでしょうか?

 

生活習慣の改善のポイントは、主に食生活、運動、休息を中心に誤った習慣を改めていくことにあります。

 

 

食事

 

・1日30品目を栄養のバランスよくとる。

・腹八分目でよくかんで食べる。

・脂肪は、植物性・魚由来のものをとる。

・カルシウムが不足しないようにする。

 

運動

 

*厚生省アクティブヘルスプラン

・生活のなかに運動を取り入れる。

・明るく、楽しく、安全に運動する。

・運動を生かした健康づくりをする。

 

肥満対策

 

・標準体重と肥満を数式で示し、現実を知る。

・エアロビックな運動を取り入れる。

・食生活を考える。

 

睡眠

 

・生活リズムに合った早寝早起きをする。

・よく寝られるようにする工夫をする。

 

余暇

 

*厚生省の「健康づくりのための休養指針」

・生活にリズムをつける。

・ゆとりの時間でみのりある休養をとる。

・生活のなかにオアシスを作る。

 

嗜好品

 

・喫煙・・・タバコに関しては「適量」というものはありません。「節煙」はあくまで妥協策であり、「禁煙」こそが絶対的に良いにきまっているのです。

・お酒と上手につきあう。・・・飲酒量は、ビールなら大瓶1本、日本酒なら1合、ワインならグラスに2杯が目安です。

 

 

いっぺんに全てのことをとりれることは、逆にストレスになってしまうかも知れませんね

 

出来れば健康な状態のときから、出来ることから少しずつでも習慣にしていきたいものですね。

 

生活を改善は、成人病の予防となると同時に、たとえ発症してしまったとしてもそれ以上に状態を悪化させないことにもなります。

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